fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

瞑想で不思議な体験

 毎晩、呼吸を整える意味もあって、サンカルパ瞑想というのをやってます。一種の引き寄せで願望実現の効果もあるというので。

 以前にもご紹介したYouTubeのヨガ講師「ぬん」さんの動画を聴きながら、身体の各所、チャクラから呼吸をするイメージで約25分ぐらいでしょうか。ほぼナイトルーティン化しています。

 そして昨日の午後なのですが、いつもの如くファミレスでサイトのメンテや更新をしていると子供連れで中々に賑やかになり、「そうだ。ぬんさんが丹田に気を集めるのが脳などに気が上がってリラックスできない時には良いとか言ってたよな」と言うのを思い出して、たまたまYouTubeの画面に表示されていたチベット音楽(かな?)のサムネをタップして、流れてくる音楽というか、シンギングボウルの音を聴きながら丹田を意識しながら静かな呼吸を繰り返すだけの瞑想をする事に。

 やがて気が鎮まりかけた当たりで閉じていた目の中の画角が45°ぐらい傾いた気がしました。頭は動かしていないですし、閉じた目ですから風景が変わった訳でも無いのですが、画角だけが傾いた感覚なんですね。

 「ま、そんなイメージを愉しむのもありか」と、瞑想を続けていると今度は暗い視界の中に漆黒の点が見えてきます。やがて、その点は穴になって心が吸い込まれていく感覚に。更にその穴の先に、今度は眩い光の点が浮かび、そして穴から飛び出して、光り輝く…そうですねポンペイの遺跡の滅亡前を思わせるような中に立っているように思えてきました。隣には女の人が実体は(当然、瞑想中なので…実体もへったくれも無いのですが)なく、気配だけを感じさせながらガイドのように並んでくれています。

 こんな時こそイマジナリーペットの龍達に活躍してもらおう!そう思ったら、隣の女性から「入口で待っていて貰っています」と。

 街中で他の人はいないのかとキョロキョロと見回します。碁盤の目のように直線で構成された石畳の道を歩くのですが、身体が見えるのは私だけ。そして気配だけの女性しかいません。そして正面には光の塊、太陽のように眩しく輝く宮殿か神殿の様な巨大な建物が見えます。女性は、どうやらそこへ行かせようとしているみたいです。

 しかし、眩しいのです。太陽をマトモに見られられないのと同じくらい、いやそれ以上に眩しいのです。そして視線を下に落としてゆっくりと前に進みます。が、徐々に集中力が落ちて来て、周囲の音や声に負ける様に、心…魂が現実へと戻ってきてしまいました。

 あの眩しさ、神々しさは何だったのでしょう。「夢でしょ」と言われそうですが、間違いなく起きていました。通常の五感は通常のまま、ただ心…魂だけが光の街に行ってきた感じなんですよね。

 今度、また試してみよう…。