fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

Inspiration musicなのかな…

 音楽は好きです。でも数年、ハウスにハマっていた時期を過ぎて2-3年、聞いてなかったですねぇ。

 ただアマプラでサブスクできるようになって、また朝の散歩のリズム代わりに、古い古いロック。例えばTOTOとかフォリナーとか、更にはサッチモなんかも聞いています。その中にU2の"Sunday Bloody Sunday"があります。当時1980年代のU2はメッセージ色、政治色の強いバンドで、この曲もボグサイドの虐殺や血の日曜日事件と言われる北アイルランドでイギリス軍が一般市民に向けて銃撃を行った事件を扱ったアイルランド人バンドの曲なのです。

 ある朝、この曲を聞きながら、口ずさみながら歩いていると、ふと「こんなプロテスト・ソングって今もあるのかな?」と足を止めてアマプラを探してみました。まずはチベットです。「Free Tibet」で検索してみると数曲、検索結果に上がってきましたが、スピリチュアル的な音が多く、何曲か10秒ぐらい聞いて終わり。次にUyghursで検索してみても、ピンと来るようなものが出ません。やっぱり欧米からだとなんだかんだ言って、とある国で起きている人権問題は縁遠い他人事なのかな?と思い、半分諦めて、そのまま「天安門」と打ってみました。すると、

が出てきました。歌詞のどこかで天安門事件を扱っているの?と思い、iPhoneの画面に現れる歌詞を追いかけましたが、出てきません。ところが出てきたものがあるのです。それ、鳥肌です。

 私が音楽を聴いて鳥肌を立てたのは中学2年の時、TOTOを聞いた時以来です。

 数ヶ月前、鬱病と診断され、できるだけ明るく元気に前向きに生きよう。と思いつつ、実際にはこのまま会社を辞めようか、どうやって生きていこうか…と悩む日々を送っていました。そんな自分を励ます意味もあり、このブログを書くことで同じような悩みの人や周囲の人に少しでも役に立てれば良いのだけれどもと思いながら駄文を連ねている訳です。

 そんな自分、鬱とは別の意味で落ち込みつつある自分にビシッっとハマっていたのです。そして結果として天安門と言う言葉は出てきませんでしたね。きっと誰かがレビューとして書いた中にあったのかもしれません。そして、その人も私と同じように解決したい問題に対する自分の無力感をこの曲が引っ張り上げて励まされたのかもしれません。

 これだって古い曲ですが、もし、聞いたことがない、あるいは英語の意味は分からないということでしたら、是非、リンク先のYoutubeで和訳された詩を読みながら聞いてみてください。

 どんな小さな力しかなくても、きっと周りも自分も、もっとよく出来る。そう感じて貰えれば、これ以上の喜びはありません。