fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

鬱病バッチやリボンがあればなぁ。とか思った。

 鬱病。薬を飲んでさえいれば、最近はそれほど奇矯なところもなく過ごしている私ですが、便秘が続いたり、少し焦るだけで、ワタワタとしてしまうことは今もしょっちゅうです。

 そんな時に、ファミレスなどでは好きな歌、あるいは誘導瞑想の動画を聞きながら瞑想することが日課というか、頓服の服用を抑止するためにとる自衛行動だったりします。また、それでも収まらないと、今や殆どのファミレスが店内に喫煙スペースもなく、とあるグループでは駐車場も禁煙となっているので(これだって良くないのは重々承知していますが)近隣のコインパーキングで客のふりをしてタバコを吸って深呼吸を繰り返して席に戻ることが度々です。

 健常だった頃でも、ストレスが溜まったり、逆に一仕事が落ち着いた時には一服入れて自分の気持ちに区切りを入れることでリセットして、途中で止めた仕事を再開したり、次の仕事に移ったりしたものです。

 今のタバコは、欲求として吸いたくなった時や、やはりこういったブログやサイトのページを更新したり、更新に行き詰まった時に吸うもので、原則は健常だった頃と変わりません。

 最近は多くのファミレスでコンセントを貸していただけるので私に限らず、終日、サテライトオフィスのようにして仕事をしている人が多くなりました。中には、毎朝、私より早く来店し、私が帰るときにもリモートでミーティングをされている人もいたりして、ありがたく使わせて頂いていますし、こうした外出自体が、鬱病患者にはリワークの一助であって、人のいるところ、会話している声に惑わされずに、こうして書くと言う行動が私にとっては重要なリハビリになっています。

 ただ、先日、とあるお店で「朝から来て、途中で外出されるなら、一度、会計してから出てください」と言われてしまいました。これですと、毎回、ドリンクバーを追加注文しなきゃならないので、中々大きな出費です。(タバコを止めても、ストレスが溜まった時に歩き回る行動も取れなくなりますので…簡単じゃないんです)。

 「うちも商売なんで、長時間いられると…まぁ商売なんでね」と言われてしまうと、「そうか、俺が客じゃ商売のジャマか」と思い知らされました。

 ただ、私、鬱病ですけどプライドは捨てたわけではありません。店には売上につながらない迷惑な客だと思われているのであれば、そのお店にはいきませんし、何らかの代替…現在、コワーキングスペースなどを調べるようにしています。もし妻が行きたいと言っても別店舗でお願いすることになるでしょうね。

 鬱病は外観で解るような病気ではありません。最近は以前ほどではないとは言え、少しヘビーな状態に入ると老人にも抜かれるスピードでしか歩けません。むしろ焦って走ると鼓動が早くなり、それが動悸を呼ぶこともあって、ヘビーな時、タバコを吸わないとリセットできない時には、できるだけゆっくり、のんびり、空を眺めながらコインパーキングに歩いていたりします。迷惑な客でごめんなさい。今まで使わせて頂いて感謝です。でも、私のような軽い(?)鬱でも、なってみないと判らない辛さがあるんですよ。できれば「混雑時は1時間以内で退店ください」とか「長時間のご利用は避けてください」と書いておいて頂ければ、私のような悲しい思いをする人がいなくなると思います。それに、私達も胸にでも「抑うつ」とか書いてあるバッチや、ブルーリボンピンクリボンのように抑うつの患者だと認識できるリボンがあれば、多少は理解されそうな気もしたりするのですが…。甘えですかね。

 感謝。