fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

思い出し怒り💢

 過ぎたことに怒っても仕方ないことなのですが…。

 案件先にプレゼンをする時、相手のペインをダイレクトに指摘して悦に入る人がいます。我がソリューションこそが、その最強の対策だと言わんばかりに見えて、部下や同僚、或いは聴く側にいても気持ちの良いものではない。私は、そう思っています。

 先日のリワークセンターのセミナー…と言うか販促説明会が、まさにそれでした。しかも解決策は具体的に示さず、ペインのみを挙げていくと言う…。

 復職には手間が掛かる、見切りで復職してもすぐに無断欠勤になる。などなど…。

 中でも、今でも気分が悪かったのは寛解について説明された時です。

 癌でも使われますが、一旦、復調しても風邪や怪我と違い再発可能性が高い為、症状や検査結果に異常がなくなっても全快とは言いません。鬱などメンタル系の病気も再発の可能性が高いので同じく寛解という言葉が使われます。

 プレゼンターは、この寛解を説明する時に手元にあった紙を取り上げて折り曲げ、「これが今の状態です。例えまた折り曲げたところを戻しても、同じような力が入れられれば再発します」

 いや、そんな事は恐らく鬱をやってる人は誰にも解ってる最大のペインなのです。傷んだ心をペラペラの紙で例えられてしまうような人に本当に辛さを理解し、支援ができるのでしょうか?型通りの説明をしているだけなら、その会社にとってメンタルケアは「商材」以外、なんなのでしょうか?

 

いつもながら、しょうの無いことを書いてしまいました。

お読みいただきありがとうございます