fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

改めて判った鬱の「不安感」

 初診や相談窓口で必ず聞かれると思うのは自殺への願望や衝動の有無だと思います。

 私の場合「ありません」と答えてきました。それは今も変わりません。会いたいと思う人、行きたいと思う場所があるからかもしれませんし、それは私の鬱がまだ軽度だからかもしれません。

 ただ、不安感というより、動悸が激しくなったり、考え込んだり、頭を抱え込む事はしょっちゅうですし、それを通り越してボォーっと過ごす時間はもっと長いのが実際です。

 ただ薬の一つ、頓服の説明に書かれている「不安時に」と言うのが、どんな時を指すのかが今ひとつわかっていなかったようです。先程書いたような頭を抱え込んだり、動悸を感じた時ぐらいかと思っていたのです。それが今日、ちょっと違う形の不安感を味わってじまったのです。

 それが前々回の投稿にあるコンビニでコケた後の事です。幸い怪我もお店に迷惑をかけることもなく済んだのですが、一時間経っても膝が小刻みに震えているのです。何の不安を覚える必要、特によくある「思考が混乱」するようなこともない、言ってみれば何の理由もないのに不安なのです。膝が震える理由は普通の思考回路で感じるのとは違う不安感というのか…よくわからない理由で心の中にある不安を身体が表現していたようなのです。実際、頓服を服用すると間もなく膝の震えも止まり、気づいていなかった心の中のモヤモヤが存在していたことが少し晴れやかな感じを覚えたことでわかりました。

 このように、訳もなく不安感に襲われること、自分で何かしら理由をつけて「〜だから不安なんだ」と言い聞かせてきた事が恐らく六月から続いていたのでしょうね。これまでの人生の中で霊感少女のように「よくわからないけど、ここには不安を感じるの」なんて場面はありませんでしたし、仕事で野生の勘が「やばくね?」と言うときには、他人に「なんとなくヤバそうだからやめましょう」と言っても通じないんですから、何かしら合理的な理由を探して説明、、説得してきました。

 しかし、やはり鬱といたのが病なのだなとお前のは、ヤバくもなく、怖くもないのに不安感だけが襲いかかってくる事なのかもしれません。

 当たり前ですが普段なら有り得ないコケ方をしたの事が起因なのでしょうが、普段なら怪我してない、商品に被害がない。ならOK!のはずなのです。それが時間が経っても不安感として、説明のできない不安として膝を震わせ、落ち着きを取り戻せないのは、やはり病なのでしょうね。

 こう書く事で、自分の心の動きを記録できたようですし、既に睡眠誘導剤も飲んでいるので、三本目で今日のエントリは終了です。

 お読みいただいてありがとうございます。