fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

ちょっとした減薬と社会福祉協議会

 だいぶ前になりますが、間食を「必要」とするくらい、酷い空腹というか飢餓感に襲われる事があると書きました。色々なSNSやネット情報で「鬱の急進期が収まると異常な食欲が出る」とか「食欲がまったくなかった頃の反動」とかとか書かれていたので、致し方なしなのかなぁ?と認識していたんですね。

 で、先日、クリニックで医師に「リバウンドなのか、間食しちゃうんです」と言ったら、「処方している薬の影響だね」とのこと。諦めなくてよかったε-(´∀`*)ホッ。で、薬の種類を変えるのではなく、処方薬の容量を少し減らすという形で新たな処方内容になりました。「まぁ、ちょっとした減薬かもねぇ。不安定な頃だと、こうはできなかったけど、最近は安定してるから大丈夫そうだね」と言う事で、その後、5日間経ってみましたが「異様な」と言うほどの飢餓感も、逆に食欲不振もなく過ごしています。

 小さな勝利

と思って前向き材料にしています。

 さて、実はカウンセリングの他、ソーシャルワーカーとも少し話をして「経済的な不安があれば社会福祉協議会へ行って相談してみては?」と、結構、前に言われていました。億劫な事や予約がいる、それに「ダメ元で」と言うことで躊躇っていたのですが、余り放置するのは宜しくないだろうと。と言うことで今週、面談に行ってきました。

 ソーシャルワーカーに言われる前から存在は知っていたのですが、どういう支援をお願いすれば良いかも判らず、ワーカーさんに「なんて言って予約するのが良いんですかね?」と尋ねたら「『クリニックで紹介されて、相談したい』で十分です」と言うので、バカ正直に、そのまま予約電話。すると住所・氏名・年齢等々を電話で聞かれ、何となく電話で済ませたそうな空気感。そこで「こちらも朧な状態なので、できれば面談で良い解決策があるかを聞きたいのですが」とちょっと強めにお願いすると「判りました。では後ほど、担当から掛け直します」と言うことで、暫く電話待ち。

で、担当の方から「先程のお電話の様子から、面談日時を設定しましょう」と言うことで今週の火曜日にGO。後から色々見てみると「担当者によってぞんざいな対応をされた」とか言われたので、ちょっと心配をしつつの訪問。久々に動悸を感じつつ深呼吸を繰り返して気を鎮めます。
 そしてIN。私の場合、「当たり!!」だったのかも。です。まず、こちらの声が大きく出せないと悟ると、少し近づいてくれたり、これまでの職場環境など、直接支援に関わらない内容も話を聞いてくれて「ほぼカウンセリングだわな」という感じ。そして、貸付のご提案もされた上に、「今度、○日の予定が空いているので、そこで書類を提出してくれれば、いけると思いますよ」と、とても親身に対応してくれました。
 ご提案の中身は書かないほうが良いかと思いますが、日本という国は優しいっすよ。

もし、同病で経済的な不安があれば、社会福祉協議会などの公的機関を上手く利用することをオススメしたいですね。

 正直、私の場合、そんなに経済的に先行きを考えると、普通に務めていても不安が募るばかりだったのですが、相談の内容にも依るとは思いますが、案外、役所仕事らしくない対応が為されます。

 そう言えば、私がクリニックに通院しだす前。もう一杯一杯だなと自覚して相談したのも経産省の窓口でした。あの時、強く通院を勧めてくれていなかったら、もっと酷い状態になっていた可能性は大です。それを考えると、社会が悪いとか役所仕事はダメだとかって、レッテル貼りのようなステレオタイプで物を考えていると、損をするのは自分なんですよね。「損」で済めば良いのですが、命や将来に関わる問題に発展する可能性だってあるんですから。まずは自分の頭の中を少し柔らかくして、それで考えてみる。そんな必要があるんだなぁ。と思ったのでした。

 そして、妻には提案内容を私なりに簡潔に説明して、内容受諾。ナイス妻!。これで当座の心配は解消できそうです。