fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

頓服休止、継続中

 だいぶ、間の開いた更新です。最近の調子は比較的「良」。頓服の休止も継続しています。途中2日ほど「やばいな」と思ったことはあったのですが…。

 最初の日は、朝からなんとなく気が重く、散歩に出るのは止めて少し早めのファミレスINとなったのです。ファミレスまでは大した距離では無いのですが、途中、2度ほど息を入れて「着いたら瞑想して、しばらくボォーっとしましょう」と自分に語りかけてIN。座りながら特に丹田に意識を集中してみます。こんな時は、普通の生活をしている人には理解できないくらい(自分でも納得できないくらいです)、集中ができません。それでも無理やり柔らかい呼吸を繰り返し、途中で以前感じたトリップのような状況を一瞬感じたところで動悸も収まり、最初の自分との約束通りしばらくボォーっと過ごしました。多分、その時間のうち半分ぐらいは居眠りですけどね(😁)。

 2度目は夜。ちょっとしたことから気分が荒れてきて、呼吸が荒くなるのを感じました。ただ深い時間だったので、そのまま夜の服薬をして眠り込んだので頓服を飲める状況じゃなかったと言うのが正しいかもです。

 それでも、約2週間、以前に比べればさざなみ程度の状況で過ごせているのは、薬のお陰もありますが、奥さんの根気強さに支えられているのが大きいんでしょうね。

 

 さて、そんな中でも、ちょろちょろと習慣の散歩、そして行脚とで幾つかの神社仏閣にお邪魔しています。何となくですがイマジナリーペットの龍も、聖域に入ると心地よさそうにしてくれるようです。私自身も先日の参拝で、同じく参拝にいらっしゃっていた方と少し会話する機会…というか話しかけてこられて、何となくお寺の前でお稲荷さんの話で少し盛り上がってしまいました。

 お稲荷さん。神社に関心が無かった頃は、どこにでもある小さな神社の代表で、なんとなくそこにあるだけのもの。ただ祟られたりすると怖いからイタズラしちゃいけない。って事と、五穀豊穣から商売繁盛へとご利益が発展して「要は商売人や大名が財産欲しさに崇拝してたんじゃね?」ぐらいに思っていました。もっと簡単に言えば触らぬ神に祟りなし。俺には関係ねぇや。って感じでしょうね。

 で、会話に戻しますが、その人が「お稲荷さんって、何度か通うと急に優しくなりません?」と言ってきたのです。私の中で廣尾稲荷神社の引出しが開きました「あっ!そう思います!?私も、最近、その感覚なんですよ!!」と、思わず大きな声で返事してしまったのです。

 お稲荷さん、皆様は、どのようなお姿を想像されているでしょう?狐?おじいさん?

 実は、お稲荷さん…というか宇迦之御魂神は女神様と言うのが通説です。その証拠という訳ではありませんが、神社の屋根に目をやってみてください。八幡様や氷川神社など男神主祭神の神社の多くは屋根の両端にある「千木」という斜めの十字に組まれた木の切り方が縦方向、地面に対して垂直に切られています。これを「外削ぎ」というのですが、稲荷神社の多くは「内削ぎ」と言って横方向、地面に対して水平に切られています。つまり勧請主の意識は兎も角、作った宮大工さんは女神様として社殿を作っていることになる訳ですね。

 実際というべきか…廣尾稲荷神社で瞑想をしていると女性的な柔らかい空気を大迫力の龍画の下に漂っているのを感じます。その感覚を覚えて以来「お稲荷さんはツンデレ」だと認識するようになりました。お稲荷さん。将軍や大名から庶民まで、江戸・東京で親しまれてきた神様です。気の迷いと思われた方には響かないとは思いますが、もし神社に少しでも興味があれば、ちょっとツンデレの姉御肌な女神様を想像してお参りしてみてください。きっと良いご利益が頂けますよ!