28,000歩で気づいた事 徒然

　昨日、関東三十六不動と言うお寺の札所巡りのうち、板橋の志村不動、そして練馬の石神井不動と目指そうと出発しました。ただ、この2つのお寺、どうやら直通するような電車やバスが無さそうなので「まずは志村不動、できれば石神井不動」という感じでの予定にしておきました。無理をする必要はないですからね。

　ただ、別途、社寺のブログで各々は書くつもりですが、とても気分の良いスタートが切れたので、石神井不動を目指して歩くことに決めました。もちろん、途中で気分が落ちたり、体力的な無理があればギブアップする事を自分に許しています（時々、目標に対して無理を重ねる事が悪い癖だから）。

　概ねの行程は環八沿いに歩いてから石神井公園を目指す流れです。その距離、約10km。スタート時点で2kmぐらいは歩いてますし、石神井不動から駅までが1kmちょっと。かなり厳しい戦いです。

　それでも結論から言えば踏破しました！Google Mapが最初に想定した予定時刻2:50を遥かに超えた3:50の到着でしたが、無事に志村不動の参拝に漕ぎ着けたのは、チョットした自信になるかもしれません。

　帰りは上石神井駅から西武線、そして中井で大江戸線に乗り換える初体験ルートでしたが、それはそれで楽しいと思えましたしね。その車中、iPhoneのヘルスで見てみると踏破した歩数が約27,000歩、距離にして12km。距離は予想通りで歩数も中間・中間で見ていたので、こんなもんだろうなぐらいだったのです。が、以前から使っていた歩数アプリを久しぶりに立ち上げてみたら、記録としては、少なくともそのアプリを使い始めて第二位。歩数はiPhoneのデータ共有しているのでしょうから同じ歩数です。が、踏破距離が全然違います。22km弱を示しているんですね。「えっ！」と思ったのですが、理由は簡単です。iPhoneはGPSで距離を取っているはずですが、歩数アプリは登録した歩幅で距離の換算をしています。つまり、以前と今とでは歩幅がかなり変わっているという事です（その当時、結構、正確に歩幅を図ってみたので）。

　ジョギングが苦手な人には判るかと思うのですが、実は苦手な人、スピードが遅い人ほど「疲れる」と言う状況に気づきますよね。早く走れる人が10分しか運動していないのに、遅い人は20分も30分も運動し続けないとゴールできないのですから、それと同様、今の私は以前に比べてかなり疲れが出ていたようです。気分が良かった分、こころの疲れは無かったのですが、やはり身体的な疲れは来ています。駅ではエスカレーターどころかエレベーターを探し、電車では多少狭くなりそうな人の隣でも座って疲労感が増えないように努めました（😁）。

　ただ、それでも健康な頃と大差ない距離を時間を掛けながらでも歩けたこと、そして翌日の今も精神的なダウンがなく過ごせていることは大切な勝利だと思っています。