fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

鬱になってから「変わったなぁ」と思うこと(その2)

 多分、知らない人と話す事に躊躇が無くなった。と言うと言い過ぎかもですが、最近、街中で知らない人と会話することが増えました。

 例えば今日、西新井大師にお参りしようと参道に向かったら「酒饅頭」の文字が…。

 八王子にもあったかな?私の記憶では山梨県の東側、元々稲作に向かない土地で多く食されていた郷土食。と言うイメージです。餡には、田舎餡とかの他、塩っぱい系のものもあって、冷めると急速に固くなる分厚い皮のゴツい饅頭でした。で、そんな田舎風の饅頭を想像していたら、出てきたのは小さい上品なお饅頭。蒸かしたてて熱々なところだけが同じで、似ても似つかないチャンとした(山梨県の人ごめんなさい)饅頭。なので「山梨にも酒饅頭がありますけど、全然違うんですね!」とおかみさん風の店員さんに話したら、その方も若かりし頃、三年ほど甲府に赴任させられた事があってと、何故か足立区で山梨談義。熱々だったお饅頭も少し冷めちゃいましたが、皮は硬くならず、美味しく食べられました。ご馳走様です!

 そして西新井大師。お堂に上がって参拝後、御朱印を頂きに社務所へ。御朱印は書き置きの入った事務用の引き出しから取り出して、初穂料は脇に置かれた小さな賽銭箱へ。セルフです。そんなシステムに慣れてないのか、私の前で御朱印を選んでいたご夫婦。何やら、ちょいモメな雰囲気。何故か私「ここは日付もセルフなんですかね」とか話しかけてました。そこから、当日分とか吉日とでも書いて用意しときゃ良いのにね。などなどと書き置き談義。

 これで今日は終わらず…。西新井大師から都バス、池袋乗り換えで渋谷と言うルートにしたのですが、その渋谷行きのバス停で、少し前に発車してバス停からで切ってもいないバスに注文を付けてるご婦人が。その人の次に並ぶつもりで、バス停に近づくと、バツが悪かったのか「あそこで信号待ちするんなら、乗せたっていいじゃないね」と。そこから、今度はバス、特に都バスやら、飛鳥山のリフトやら色々会話してました。

 前なら、どれもソッポを向いてたのにな。なんて思いながら、ちょっと今の自分が好きになりました。