fukkatsuのブログ

鬱病治療中の日記です

どうやらメンタル逝ってます

 

 このブログ、メンタルヘルス破損の初心者が書く日記です。

初回なので、少し遡りつつ、現在の状況を書いておきましょう。

 

 あれ?逝ってしまったか

最近は残業も少なくなっていたおり、とあるプロジェクトの問題が顕在化して、その火消し作業のお手伝い(雑用)を仰せつかりました。正直、苦手な分野です。他人の作ったフォーマットに従って書物をしたり、口立てて作ったExcelマクロが吐き出した結果から再計算して数値化するというものなので、外観や元のフォーマットを作った人には「楽」なんですが、必ず落とし穴がボコボコに空いてますしね。

 で、この作業をやっているところで集中力が極端に下がり、説明をするのも聞くのも凄く億劫なのです。この数ヶ月で時々、物忘れが出たり、落ち込むこともあったので、どこかでストレスが溜まっているんだな。というか蓄積疲労のようなものがあるのかな?とは思っていたのです。が、それが上流のダムのような状態だったのでしょうか、作業をしているところで、一気にダムが崩壊したようになったのかもしれません。

 ただ、どこかで認めたくなかったのかもしれません。翌日は何事もなかったように仕事をし(でも効率はメチャメチャ悪かったのですが)、週末を迎えました。

 なんとなく気だるさを感じながら週末が明けて月曜日、久しぶりに対面の打ち合わせがあり、午前中だけオフィスへ出向くことになっていました。寝起きの身体、特に膝から下が鉛を付けたように重く、普段よりもゆっくりと駅へと向かいます。比較的時間に余裕があって遅刻の心配はないので、気持ちが焦ることはなくオフィスにたどり着くことができました。とは言え、オフィスでは打ち合わせまで会話らしい会話もなく、若干の事務作業をこなすだけです。打ち合わせも、型通りで終わりと言って良いかもしれません。ただ、こちらから週次で入れているレポート、そして上司から「今日中に入れてくれ」と言われた文書の内容が全く彼の中に残っていなことだけは判りました。

 普段なら、それで終わりです。が、この日に限っては激しい虚脱感に合わせて虚無感が襲ってきて、とりあえず「リモートワークに戻る」と言ってオフィスを出てから、暫くは何となくの記憶しかありません。ただ、事務作業に紛れてアクセスしていたメンタルヘルスの相談窓口に電話したことだけは鮮明に記憶に残っています。

 そもそも、かつて「仮面うつ」など色々な鬱の隠れ症状が話題になっていた頃、私がチェックすると「鬱になりにくい人間」などと回答があるタイプでしたので、そんなところに電話する事になるとは思っていませんでしたが、前週、休みを取る時に起きていた動悸や焦燥感が「もしかして」と思いメモを取ったのです。でも心のどこかで「まぁ電話しなくても良いか」ともギリギリまで考えて、ついに電話をすることにしました。

 これが業務の電話なら、予め話すことや困っていることを纏めておくのでしょう。でも、この電話で何を聞かれるかも判ららないのですから、無駄な抵抗だと割り切りました。そして、こちらの第一声は「電話をしながら申し訳ないのですが、何から話せば良いのですか」です。この珍妙な発言から、相手の方が様々な身体や心理的状況、起因と思われることなどを聞き出してくれます。そして結果として導き出されたのが

1. 会社の人事に相談すべき

2. 極度に身体・心理面で影響が出ているようなので早期に診察をしてもらいたい

3. こちらは厚労省配下で地域の医療は把握できていないので診察にあたっては都のサイトやセンターがあるので、そちらで調べてほしい

の三点です。

 特に2の診察を優先すべきことと、2によって出た診断結果をもって人事に相談すれば、安全管理などの事もあるので真摯に扱われる可能性が高まるのではないかとのアドバイスがありました。

ということで、まず、ここからの教訓は

  1. 解決策は導出されないが、国などの公的相談先は活用して損はない
  2. 相談の内容が自分で纏められなくても、相手はヒアリングのポイントを心得ているので心配する必要はない
  3. 完全匿名なので、会社など知られたくないところに情報が横流しされる心配はない

と言ったところでしょうか。

 そして翌日、都の相談窓口

www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp

にも電話をし、登録されている心療内科・精神科の一覧をダウンロードしています。が、こちらはネットを真剣に知られべていれば独力でも見つかる情報です。

嫁に相談(というか通告的な)

 ここまで来ると嫁に内緒というわけにも行きません。あ、私は既婚の中年男性、IT系の企業に務めるサラリーマンです。

 夜になって嫁に「心療内科に行く必要がありそうだ」と話しました。できた嫁ですので、さっそく近所で調べてくれたのです。が、来週まで予約できるところがなさそうです。(ちなみに心療内科や精神科の多くは要予約です。特に初診は)

 ということで、自分でも翌日にネットを周回して水曜日か木曜日に受診可能なところを見つけることができました。

 ただ、ここでちょっと気になったことを書いておきます。

  1. 口コミの鮮度
  2. 料金
  3. 診察時間の中で心療内科や精神科が開いている時間

まず1ですが、一時期活用していた医院、歯科医院の口コミサイトですが、なにかあったのでしょうか、情報の鮮度が悪いのです。どの業種でもそうだと思うのですが、5年前の口コミに価値があるとは思えず、新しい口コミが掲載されているクリニックは遂に見つけられませんでした。

次に2です。自分で予約した際にも確認をしてしまったのですが、調べていると「予約金を別にいただきます」とか「キャンセルの場合、予約金は100%納付頂きます」と言った事が書かれているクリニックを幾つか見てしまいました。この予約金、概ね5,000円(税抜)の他に通常の初診料や診察料が掛かるので、初診は結構な額になりますし、再診でも少し安く設定した予約金が毎回必要になるようで、トータルの金額が馬鹿にならなさそうです。経済的に余裕があって、そして、自分に合う医師だから受診したいという方には制約として考えることでは無いかもしれませんが。

更に3ですが、内科などの併設で心療内科をやっているところでは、週6日、クリニックが診察日になっていても、診療内科はそのうちの2日、3日だけというところもあります。それほど大きくない医院であっても複数の医師でローテーションして診察日を多くしているところがありますから、できるだけ詳細な診察日・時間を予めチェックしておきたいところです。

 ということで、第一回の投稿は、

メンタル崩壊?かな?〜クリニック選び

 までの流れを書いてみました。できるだけ「もしかしたら…」と思い始めている方にも参考になるようにお伝えできればと思っていますので、ご意見やご質問があれば、コメントに残していただければと思っています。